香川県では以前より、青少年の健全育成を目的としてゲームを規制する条例の検討が進められていました。
ネット上ではこれに対する批判が多く寄せられており、一時は却下される見通しとなっていましたが、
3月12日に行われた第7回ネット・ゲーム依存症条例に関する定例検討委員会では予定通り採決する方針が確認されました。
ネット・ゲーム依存症条例とは?
そもそも、「ネット・ゲーム依存症条例」とは18歳未満の子供に対し、1日あたりのコンピューターゲーム利用時間を60分(休日は90分)までに制限する条例です。
ネット・ゲーム依存症の状態とは?
なぜ、このような取り決めを行おうとしているか。それはネット・ゲーム依存症の数が増えているからです。
この依存症には以下の特徴があります。
- 自己制御の障害
- 日常生活の優先順位の低下
- 低い自尊心でゲーム世界に逃避
- 現実世界での自己主張が苦手
- 不得手な対人関係
このような特徴をもった子どもたちが成人になってもうまく適応できないというのが危惧されているのです。
ネット上では大批判だったが。。。
とは言え、それがゲームだけの責任なのかという意見もあり、特にネット上では批判の嵐でした。
ところが今回の会議に先立って募集されたパブリックコメントによると意見を寄せた県民2613人のうち、賛成は2268人、反対は333人だったという。つまり意見を寄せた県民のうち86%近くが条例に賛成したのです。
さらに詳しく見たところ、県民自体は大半が賛成で、反対は県外などから寄せられているのが多いとのことでした。
SNS上の声
このような事態を踏まえ、ネット上では以下のような声が上がっています。
こ、これは…パブコメこういうことになってしまうのか。すごいな。これを読めなかった自分は未熟過ぎる。悔しい。
ゲーム条例案 18日に採決確認|NHK 香川県のニュース https://t.co/IPCORId1Ay
— 松本ときひろ 弁護士 品川区議会議員 (@matsumoto_toki) March 12, 2020
私も他の自治体が同じような条例を策定することを懸念しています。
この国会で
○香川県条例の根拠にしている調査は科学的な根拠にはならないことを明確にし
○政府として科学的根拠となる調査を行い、スマホ使用に一律規制でなく実効性がある対策を行うように提言し実行していきます。 https://t.co/VhO5Lnz7cE— 藤末 健三 (@fujisue) March 12, 2020
ゲーム依存防止条例可決ですか、、、
香川県民の諸君!
「バレなきゃ犯罪じゃないんですよ!」 pic.twitter.com/YQbvwZDBRJ— 黒髪ストレート (@straight_KRKM) March 12, 2020
香川県でゲーム依存症防止条例が可決したようですがPUBGならゲームではなくバトルロイヤルなので安心して遊べます pic.twitter.com/OsCOqHfpdS
— すたんつ (@stuns0728) March 12, 2020
香川のゲーム依存防止条例、可決ですか。病的な依存というのは何に対してでも起こりうるものなのに、ゲームだけをことさらこのように扱いたがるのねえ。子供のころに寝食を忘れて没頭してこそ見えてくる世界があって、そこから育つ才能もあるでしょうに。
— 綾辻行人 (@ayatsujiyukito) March 12, 2020
【悲報】子どもが選ぶ住みたくない県第1位確定
【悲報】子どもが選ぶ住みたくない県第1位確定
【悲報】子どもが選ぶ住みたくない県第1位確定
【悲報】子どもが選ぶ住みたくない県第1位確定
香川県が1日60分までのゲーム依存防止条例可決。いずれスマホ制限もするんだろ!
— れいわちゃん🌸フォローして欲しい (@reiwachan_co_jp) March 12, 2020
←ゲーム依存防止条例可決前の香川
→ ゲーム依存防止条例可決後の香川 pic.twitter.com/x0KSQaEwcc— デバッグ用ポッキー (@Lab_equal01_HW) March 12, 2020
やはりネット上では批判の声が大きいです。
今度どうなっていくのか注目です。