週明け20日の米ニューヨーク商業取引所で、原油価格の指標となる米国産WTI原油の先物価格(5月物)が1バレル=マイナス37・63ドルと、史上初めてマイナス価格で取引を終えた。
新型コロナウイルスを抑え込む対策で世界経済が停滞。エネルギー需要の急減で原油供給が過剰になっており、原油を貯蔵するスペースが限界に達しつつある。
前週末の終値(1バレル=18・27ドル)からは55・90ドル幅もの急落となる。取引時間中に一時、1バレル=マイナス40ドル超まで低下した。マイナス価格は、原油の売り手が、通常とは逆に買い手にお金を払って引き取ってもらうことを意味する。
WTIの先物取引は、米オクラホマ州で現物の受け渡しが生じうる。近辺の貯蔵タンクやパイプラインが満杯に近づき、海上のタンカーを含めて原油を保管する料金が跳ね上がっていた。
期近の5月物は取引期限が翌21日に迫っており、保管料がかさむ現物を抱え込みたくない投機筋や生産者らが損失覚悟で投げ売りに走ったとみられる。取引の中心が6月物へと移る中、5月物は市場参加者が少なく、値動きが極端になりやすかった面もありそうだ。より実需を反映しているとみられる6月物は20日、前週末比4・60ドル安の1バレル=20・43ドルで引けた。
ウイルス感染を防ぐための移動・外出規制で、航空機や自動車による人の移動が止まり、エネルギー需要が世界で吹き飛んだ。国際エネルギー機関(IEA)は、今年の世界の石油需要が前年比で日量930万バレル減ると予想。とくに4月は前年同月比2900万バレル減と、世界の原油生産量の3割にあたる史上最大級の落ち込みになるとみられる。
ネット上の声
原油価格が1バレル0ドルになった歴史的瞬間、チャートを年変化でみるとこんな落ち方してるとは、、、コロナ怖い pic.twitter.com/jClbjAcHIZ
— Toyo (@Toyo11712) April 20, 2020
これ、歴史的瞬間だからね?
どれだけ異常なのかってこれを見れば解る。
何と、バブル崩壊前ですら全然敵わない程の安値。 pic.twitter.com/6PiETqLKYA— プレク大好き!!(Re引っ越し片付け中) (@CDW900E) April 20, 2020
オイルのトレードは一切やらないけど、歴史的らしいので原油の受け渡し場所をわざわざ検索してやった。笑
#歴史的瞬間 pic.twitter.com/DPTUYqZYiH— N (@xxxxxxxxxx1151) April 20, 2020
例のウィルスの影響で世界的に原油需要暴落→生産を止めることは出来ない為供給過剰に→貯蔵能力の限界を迎えつつある→捨て値でもいいから手放したい
— ら (@igneous_rock) April 20, 2020
原油を250枚買ってしまい、-98万
さらに調整金がー23117円つくそうなので-570万円付きそうです。
ロールオーバーで価格は上がるかもしれませんが損失が上回って何百万も追証を食らうかもしれません。
完全に終わりました。 pic.twitter.com/LyxmEDC99Y— オレ的ゲーム速報JIN@FX投資部 (@oreteki_douga) April 20, 2020
